gloopsの紹介

「みんなの手に、新しい遊びを。」をスローガンに掲げ、アプリケーションなどでエンターテイメントを世に送り出している会社が株式会社gloops (グループス)です。

株式会社gloopsは、2005年に設立されました。現在の代表取締役社長は李 仁氏となっていますが、創業者は梶原吉広氏です。現在梶原吉広氏は実業家として活躍しています。
事業内容はソーシャルアプリケーション。一般財団法人日本オンラインゲーム協会に加盟しているそうです。
本社所在地は東京六本木と、日本の中心地とも呼べる東京からアプリケーションでエンターテイメントを提供しているとのこと。
創業当初は、広告代理店業務を目的としていたようです。のちにWebサイト制作やWebシステム開発に着手しました。Webプラットフォームや、携帯電話向けのSNSの運営を開始し、2010年に「モバゲータウン」のソーシャルゲーム「渋谷クエスト」をリリースしました。
2011年にはサンフランシスコやホーチミンに子会社を設立。
現在の株式会社gloopsは株式会社ネクソンによる100%子会社化され、同様にサンフランシスコの子会社もネクソンへ株式を譲渡、ホーチミンの子会社は2016年に閉鎖されたそうです。

そんな株式会社gloopsは、モバイルエンターテイメントの可能性を追求しながら、消費者が楽しめるようなコンテンツ開発を進めているとのことです。
現在提供しているゲームは「スカイロック」、「大戦乱!!三国志バトル」、「大連撃!!クリスタルクルセイド」、「大熱狂!!プロ野球カード」など。プラットフォームはiOSをはじめAndroid、mobage、Y!mobile、GREEなど多岐にわたっています。

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エンターテイメントを提供する会社のビジョン

gloopsは2005年8月2日に元代表・梶原吉広氏によって設立されました。
スローガンは「みんなの手に、新しい遊びを。」です。モバイルエンターテイメントで何ができるのか、どんな可能性があるのかなど追求している会社です。

ソーシャルエンターテイメントのプロバイダーであるgloopsは、楽しさと驚きにあふれるコンテンツを創り上げ、消費者に“繋がり合う”面白さを提供していくといいます。

いつの時代でも娯楽は存在し、人々は「遊び」を楽しんできました。投げる、叩く、握る、回す、撫でる…人の遊びの記憶は、手の上でゆっくりと進化していきました。
そして21世紀に入り、モバイルというスマートデバイスが登場しました。遊びは手のひらという境界を越え、無限にも広がる可能性を得たと同社は言っています。
そしてそのスマートデバイスを手にしたgloopsは、沢山の笑顔や感動、熱狂を演出するために、どんな価値を未来に提供できるかを考えているそうです。

常に時代の半歩先を行くために、新しい遊びを追い求めていく会社であるために。その考えや想いを込めた動画が作成されたようです。
公式サイトで公開されているCORPORATE MOVIEは、時代の移り変わりとともに、人の手の中に納められているものが変化していきます。
古くは縄文時代から、そして現代の情報社会、未来に至るまで「手」を使って行われてきた様々なもの・ことをタイムラプスで追いかけていく動画になっています。
毬やけん玉、メンコからゲーム機のコントローラー、たまごっちに変化していく手の中のエンターテイメント。そして最後はスマートデバイスに行きつき、様々な可能性を示唆するような演出になります。
色々な想いが込められたこの動画を観れば、gloopsのこれからの発展に期待できるのではないでしょうか。

渋谷クエストとは?

株式会社gloopsの元代表である梶原吉広氏の、ソーシャルゲームへの取り組みについて紹介していきます。
gloopsは創業当時、「有限会社グローバルメディアソリューション(GMS)」という社名でした。2010年当時、「モバゲータウン(後に「Mobage」になった人気携帯ゲームのプラットフォーム)」のオープン時から参入していたそうです。最初にサービスを開始したのは「渋谷クエスト」というソーシャルゲームでした。

渋谷クエストは、モバゲータウンでリリースする前から運営していたそうです。コンシューマーゲームの某有名RPGのような感じで、渋谷系の敵キャラクターを倒し、敵をコレクションしていくというものでした。しかし、当時流行っていた「怪盗ロワイヤル」をプレイし、このままではいけないと思ったようです。
当時梶原吉広氏は、ゲームをコミュニケーションのためのコンテンツと位置付けて、ゲーム要素もある程度必要だと考えていたとのこと。一方、怪盗ロワイヤルはそのような要素が少ないわりに、遊んでみるとゲームで遊んでいると感じられたそうです。
それからソーシャルゲームは成果が短い時間で得られることと、他人との繋がりが重要であるとの考えに至ったといいます。
また、その考えからモバゲータウンでリリースする渋谷クエストは、怪盗ロワイヤルを参考にしたそうです。

リリース直後から沢山のユーザー登録があり、会員数は50万人を突破。人気故に、サービス開始してからよくサーバーがダウンしてしまったそうです。リリース開始前にできるだけ準備をしたつもりでしたが、あまりのアクセスの多さにサービス開始直後2時間でダウンしたとのこと。復旧させてもまたダウンして、の繰り返しだったと語っています。その時の経験は大変だったけれど、とても貴重なものだったそうです。

成功の秘訣

株式会社gloopsは、『大進撃!!ドラゴン騎士団』をはじめ『大争奪!!レジェンドカード』などの人気ソーシャルゲームを運営している会社です。現在は李 仁氏が代表を務めていますが、上記の人気ゲームをリリースしていた時の代表は梶原吉広氏です。

当時、Mobageで次々と人気ゲームをリリースしていたころは、GMSという会社でした。しかし世界進出を視野に入れ、現在のgloopsに社名を変更したそうです。
Mobageの人気ゲームランキングのトップ20に4作品がランクインしていたというgloopsは、どのようにして成功を掴んだのでしょうか?

創業当時はソーシャルゲーム制作ではなく、紙媒体の広告代理店をしていたそうです。
ちょうどmixiなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が流行り始めたころに、「これだ」と思って、資金投入してSNS分野に乗り込んだのがきっかけなのだそう。
実は広告代理店が初年度で2億5000万円ほどの売り上げが出ていたのです。ただ食べていくなら広告だけやっていればよかったのですが、同氏は「一度しかない人生、どうせなら何かの一番になりたかったので」と語っています。

今ではソーシャルゲームのトップランナーとなったgloopsですが、初めからうまく軌道に乗れたわけではなかったようです。創業から3年後、モバイル事業にたどり着き、『渋谷クエスト』を“REAL”でリリース。後にMobage(当時モバゲータウン)でリリースしたところ、数日で会員が30万人も集まったそうです。

ソーシャルゲームは、様々な人が一つの目的のために気軽にコミュニケーションが取れるところが魅力であると言う梶原吉広氏。早くからソーシャルゲームを手掛け、ノウハウを蓄積し、“繋がり”を重視したゲーム制作が成功の一因になっているのかもしれないとのことでした。

ソーシャルゲームを選んだ理由

ソーシャルゲームのトップランナーとして活躍している株式会社gloops。モバイルSNSをプラットフォームに人気ゲームを輩出していた時の元代表は梶原吉広氏です。

gloopsがヒットメーカーとなった理由の一つは「ソーシャルゲーム」に目をつけ、ユーザーのニーズにあった内容のゲームを提供してきたことにあるでしょう。
ではなぜgloopsはソーシャルゲームを選んだのでしょうか?

梶原吉広氏は、普段家庭用ゲームは殆どやらないと言います。やったとしても、スポーツゲームくらいなのだとか。
コアなゲームユーザーではなかった同氏が、Webゲームを選んだ理由は大きく2つ、「Webコミュニケーション手段として適していたこと」「マネタイズがしやすいこと」だそうです。また、直接ユーザーにアイテムを販売できるという点は、理想的なビジネスモデルだからとのこと。

自社でリリースしたゲームは、もちろん同氏もプレイしているそうです。そもそもライトユーザーのため、gloops がターゲットとしているユーザー視点に近いものを持っているのだとか。他のユーザーと同じく、仕事の合間や人を待っている時、トイレ休憩など隙間時間を利用してプレイしているそうです。そうしてライトユーザーでもわかりやすいゲームになっているのだろうか、というのをチェック。プロデューサーにフィードバックすることもあるのです。

gloopsの前身であるGMSは3人で始め、創業から6年で社員数が150人もの規模に成長したとのこと。しかし同氏はそこで満足していませんでした。スマートフォンに移り変わる時代に、まだ未発展なソーシャルゲーム市場の先駆者になりたいと考えていたそうです。
これからもソーシャルゲームで様々な活躍を見せてくれそうです。